α-アマニチンのDHIle残基を改変、ピコモル域のトラスツズマブ–アマトキシンADCを実現

ADCamatoxinα-amanitinpayload SARtrastuzumab
  • α-アマニチンのRNAポリメラーゼII阻害に重要とされてきた4,5-ジヒドロキシイソロイシン(DHIle)残基について、δ位の化学空間を探索した。
  • δ位を修飾した2種の類縁体はリンカーを直接結合できる構造で、二環性ペプチドの他の位置を介さずにコンジュゲートできる。
  • 両者からトラスツズマブとのコンジュゲートを作製し、標的発現細胞に対して極めて強い細胞毒性を示したことから、新規ADCペイロードとして有望と報告している。
💡 ポイント

ペイロードのSARとして、こういう仕事がもっと欲しい。DHIleは触れてはいけない部位とされてきたのに、δ位が置換を許容しそのままコンジュゲーションの取っ手にもなるなら、リジンやAsn経由の従来手法より綺麗な結合戦略が組める。次に見たいのは血漿中安定性とバイスタンダー効果。転写停止型ペイロードは治療域で勝負が決まるからだ。

Unlocking Potent Amatoxin Antibody−Drug Conjugates Using Structure−Activity Studies on δ-Substituted-γ-Hydroxy Isoleucine ↗

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