細胞膜透過性ポリ(ジスルフィド)の取り込み機構の化学的基盤を解明

cell-penetrating polymerpoly(disulfide)drug deliverymodalitymacromolecular chemistrythiol-mediated uptake
  • ポリ(ジスルフィド)は環状ジスルフィドモノマーの開環交換で作られる動的共有結合ポリマーで、グアニジニウム基を持つ鎖はチオール依存性取り込みにより、古典的なエンドサイトーシスを介さず細胞膜を通過する。
  • 本研究はこの取り込み過程の化学的基盤を検証し、ポリマー構造とジスルフィド交換が膜透過と細胞質内放出をどう左右するかを明らかにする。
  • 本成果はポリ(ジスルフィド)がタンパク質・抗体・核酸を細胞質へ送達する高分子デリバリーモダリティであることを裏付け、リソソーム分解を回避できる点を示す。
💡 ポイント

エンドサイトーシスを丸ごと回避できる点が本当の目玉だ。LNPもほとんどのCPPも結局はエンドソームからの脱出が必要で、ペイロードの大半はそこで失われる。動的共有結合性のスキャフォールドなら、グアニジニウム密度とジスルフィド交換速度は調整可能なノブであり、作り直してスクリーニングし直すペプチド配列とは違う。抗体やsiRNAペイロードでエンドソーム脱出がボトルネックになっている案件なら、見直す価値がある。

The Nature of Cell‐Penetrating Poly(disulfide)s ↗

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