Roche、emugrobartの肥満症開発を中間解析で中止、権利はChugaiへ返還
- Rocheは、GLP-1療法と併用して筋肉を保つことを狙った抗潜在型ミオスタチンスイーピング抗体emugrobart(GYM329)の肥満症開発を中止した。第2相GYMINDA試験の中間解析で、意味のある体重減少は見込みにくいと判断した。
- 権利はChugaiに戻り、Chugaiは脊髄性筋萎縮症(SMA)での開発再開を準備し、導出も検討する。この抗体は3月にSMAとFSHDの試験で期待した効果を示せていなかった。
💡 ポイント
肥満症での筋肉温存という仮説には痛手だ。ミオスタチン阻害でインクレチンに除脂肪量の上乗せを狙う筋書きだったが、この抗体は結果を出せなかった。ミオスタチンやアクチビン経路の他プログラムは、除脂肪量の維持が臨床的に何を意味するのか、提携先からより厳しく問われるだろう。権利返還は優先度の低下を示すことが多く、先のSMAの失敗を受けてのSMA第3相は厳しい賭けに見える。
Roche drops muscle-sparing obesity antibody after flunked interim analysis ↗