ロシュのエニセパチド、糖尿病・肥満対象の第II相試験で目標達成

GLP-1/GIPobesitytype 2 diabetesphase 2Roche
  • エニセパチド(CT-388)はロシュの持効性GLP-1/GIPデュアル受容体作動薬で、2型糖尿病と過体重・肥満を対象とした第II相試験で主要評価項目を達成した。
  • 48週時点で、最高用量(24mg)は用量依存的に体重減少(約15%)を示し、プラトーは見られず、血糖コントロールにも顕著な改善が認められた。
  • 高用量群の大半でHbA1cがほぼ正常域まで低下し、ロシュはENITH-1・ENITH-2を含む肥満領域の第III相プログラムと、血糖コントロールを目的とした第III相プログラムを進めている。
💡 ポイント

ロシュはカーモット買収(27億ドル)の元を取った形だ。48週時点でなお頭打ちにならない15%の体重減少は、単なるチルゼパチドの後追いではなく、イーライリリーのレタトルチドやノボのカグリセマと渡り合える水準を示す。それ以上に重要なのは、インクレチン競争に乗り遅れていたロシュが代謝疾患領域に本格復帰する足がかりを得たことで、第III相こそが製造能力と商業化スケールで既存大手に対抗できるかを試す本当の関門となる。

Roche's GLP-1/GIP drug hits in phase 2 diabetes trial, fueling best-in-disease hopes ↗

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