ノボ ノルディスク、ナネクサのナノコーティング技術を長時間作用型肥満治療薬に採用
- ノボ ノルディスクは、スウェーデンのドラッグデリバリー企業ナネクサとグローバルライセンス契約を締結。原子層堆積(ALD)技術基盤「PharmaShell」を導入し、薬物粒子をコーティングして放出を制御する。
- 契約は肥満症、糖尿病、心代謝疾患を対象に最大5プログラムを対象とし、より頻回な注射に代わる月1回・3か月に1回の投与を目指す。
- 契約総額は最大11.65億ユーロで、うち約6.15億ユーロが契約金・マイルストーンとロイヤリティ。発表を受けナネクサ株価は2倍以上に上昇した。
💡 ポイント
ノボは今回も、大型資産の買収ではなく資本負担の軽いプラットフォーム契約を選んだ——未実証のALDナノコーティング技術を5プログラムでライセンスし、イーライリリーの月1回投与構想に対抗する狙いだ。経口GLP-1薬やバイオシミラーがウェゴビーの便利さを奪い始める中、月1回投与こそが患者の継続率を左右する。象徴的なのは契約構造だ——上限11.65億ユーロに対し前払い・マイルストーンは約6.15億ユーロにとどまり、PharmaShellが臨床で実証されるまでの技術リスクの大半をノボではなくナネクサが負う形になっている。
Novo does another small deal, this time with drug delivery biotech Nanexa ↗