GSK、Hansoh導入ADCのフェーズ3成功を受け「東西バランス」戦略を加速
- 2023年、GSKは中国Hansoh Pharmaが持つB7-H3およびB7-H4標的の抗体薬物複合体(ADC)2剤について、中国以外での権利を取得する契約を結び、契約一時金として約2億7000万ドルを支払った。
- B7-H3標的ADCはその後、再発小細胞肺癌を対象としたフェーズ3試験で全生存期間中央値18.5ヶ月という成果を示し、骨肉腫を対象とした試験でも無増悪生存期間の改善が確認された。
- GSKはB7-H4標的ADCについて、新たに5件のフェーズ3試験を追加する計画で、自社創薬と中国導入資産を組み合わせたオンコロジー・パイプライン戦略を強化する。
💡 ポイント
2億7000万ドルの契約一時金は、今振り返れば破格の安さに見える——SCLCでの生存期間延長という第3相成功に加え骨肉腫でのPFS改善まで出たとなれば、今なら遥かに高値がつくはずで、だからこそアストラゼネカやメルク、ファイザーも相次いで中国発ADCの導入に走った。B7-H4を対象にさらに5本の第3相試験を回すのは単なるオプション確保ではなく、GSKが中国発パイプラインに本気で資本を投じている証拠だ。
GSK aiming to 'balance West and East' after Hansoh deal success showed China's potential ↗